生きるために奏でる旋律

あなたは生きるために何をしますか。
自分が生きたいと思うがためにあなたは人を殺める事が出来ますか。
そう、それはその場になってみないとわからない。
そういう答えを出す人が多いでしょう。
それば僕も一緒。

だってそうでしょう?君を愛している。僕を殺して生きてくれ。
かっこいい台詞だけど情けない台詞。
自分を投げ出してまで相手を救いたいという気持ちは誰にでもあるものです。
けれどそれが自分の命だったら?それが自分の大切な人だったら?
そう考えただけで僕はぞっとします。

もしあなたが生きてれば僕の事をなんていいますか?
大きくなった?元気そうだね?僕の事忘れちゃったかな?
そんな事いいそうですね。僕はあなたを殺したんだよ?
それなのに。それなのにさ。そんな言葉はあんまりだと思いませんか。

じゃ、今日はこのへんで。BGMは無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ短調ガボットでお送りしました。