古きよき時代に生きた彼らの知能はすばらしい。

現代医療において今の治療、医療などは実験のなした功績だ。
ではその実験というのはいかなるものか。
ここはひとつナチスドイツ・ヒトラーを見てみようではないか。
彼はユダヤの血を嫌い、殺戮に出た。では彼のとった行動とは悪いのか。
否、それだけ憎むべき理由があるならばそれは正義。
そして彼はおこなった。人体実験というものを。そう。彼は作りたかった。
神にも打ち勝てる人間というものを。神経を切る、感覚を麻痺させる。
そう、痛みを痛みともせずに戦い続ける殺戮兵器。
それを作り出そうとしていた。ではそれは本当に殺戮兵器として役目をなすか。
否、個人には人格というものがある。そう、それは人間が一つとして誰とも共通する
部分がない点。彼はそこを制御することができなかったのだ。
だから彼はあきらめた。断念した。そして意味のないユダヤ人を殺した。
そう、ただ自分の支配欲、独占欲、ただそれだけだ。
しかし、その人体実験のおかげで現代医療の元になったというのは過言ではない。
そう、彼らは自分の為だけに資料を作っただけなのにもかかわらずだ。
彼のおこなった功績は今となって現代医療に役に立っているではないか。
ここで彼を悪だのいえるのだろうか?
否、彼のおこなったことは正しい。これも言い切れない。
人間が起こす戦争など正義も悪もないのだ。
ただの発想。すべては自分の欲を満たすためのもの。
だから彼は被験者を捨てていった。子供が興味をなくした玩具のごとく。
そう、彼はそれを人ではなく「物」として捨てていった。
掘りをつくりそのなかに「物」を捨てていったのだ。
それは彼自身が下した決断ではないのかもしれない。
しかし彼はガス室までも作り虐殺をしたのだ。
そう、邪魔な「物」だから。いらないから捨てるんだ。
きっと彼はそう思ったのかもしれない。
しかし、こうも考えられる。
これ以上実験をしても変化はない。玩具には飽きた。
そう考えるのも一つの説だ。
これはもっとも僕自身が勝手に思い描いた思想。

正しいかなどということは直接本人に聞いてみてほしい。
では今日はこの辺で。BGMは僕は天使じゃないよから「戯れに殺す」でした。