マッタリーノ。

はい、こんばんは。歯医者の目の前まで来て実は明日だったと気がついたYUKIです。
もう、恥ずかしすぎる。ほんと。まぁ、幸い歯医者の人には会わなかったのがイイ。
まあ、そんなこんなで少しばかり最寄り駅の周りをふらふらしてましたよっと。
そんなこんなで今日のネタはこれ。

JAXAが今後20年間の長期ビジョンを宇宙開発委員会に報告するらしい。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、4/6に開催された宇宙開発委員会において、
長期ビジョンについての報告を行なった。(毎日新聞の記事)
この長期ビジョンは、今後20年の日本の宇宙航空分野の望ましい姿として、

「世界最高の信頼性と競争力のあるロケットや人工衛星を開発し、
 安全で豊かな社会の実現に貢献する。また、トップサイエンスを推進するとともに、
 独自の有人宇宙活動や、月の利用の準備を準備を進める。さらに、
 マッハ5クラスの極超音速実験機の実証を行なう。これらにより、
 宇宙航空の基幹産業化に貢献する」

というものを掲げ、その実現に向けた方向性についてJAXAが独自に検討し提案したもの。
内容としては既に報道された通り、宇宙教育センターの設立や、災害
危機管理情報収集通報システムの実現、月面拠点構築技術の確立、
国産旅客機の開発など、かなり野心に満ちたものも含んだ内容となっている。
その他にも、宇宙でのロボットと人間の協調、系外惑星における生命の可能性の観測や
ラグランジュ点の深宇宙港構想、インテリジェント航空機などなど。
このプランの実現のためには、前年度1790億円である予算を年平均2500〜2800億円に
引き上げることや現在1,800人程度の人員を増員すること、研究機関や産業界との
役割分担を明確にすること、主体性を確保した上での国際協力などが必要とされている。
個人的には、このビジョンで挙げられていること全てを行うことは不可能だと思う。
ただ、ビジョンの位置づけにある通りこれをきっかけに広範な議論が行なわれることと
このビジョンの実現に向けて少しでも前進していくことを期待してみる。